枝の剪定(せんてい)を行います。
剪定とは果物の生育や実のなり方を調節するために、枝の一部を切る事です。
無駄な木の枝を切っているということですね。
暖かくなると、木が活動を始め、土から水分を吸い上げ始めるので、枝にも水分が潤い、枝を切りずらくなります。
寒いうちに行うのが大切です。
福島の1月はまだまだ寒いのですが、枝には既に桃の花の芽がつきます。
剪定で落ちた枝は拾って集めます。
写真はある年、福島に帰ってきていた富山の弟一家。
姪っ子甥っ子が手伝ってくれました。
この時期になると、おおいぬのふぐりなど春の花々が咲き出します。
桃の花の摘蕾をしています。摘蕾とは蕾を取る事です。
夏に出来る桃の実の量をコントロールし、栄養とおいしさたっぷりの桃が出来るようにします。
桃の花が満開になりました。
今年もとても美しい花を見せてくれました。
桃の花、今年は終わりです。これから桃の実が出来てきます。
桃の実が大きくなってきました。
まだ全然桃の形になっていませんね。
摘果作業をしました。
たくさん桃がなってしまうと、味が分散してしまうので、甘さたっぷりのおいしいももにするために、身を少なくする「摘果」をします。
写真はそのビフォーアフターです。
写真のように桃の大きさが極端に大きいものは、種が二つ入っている確率が高くなります。
種が二つ入っていると、大きくなった時に割れてしまいます。
そのためこの時期に取り除きます。
第二回目の摘果作業をしました。
生育遅れの実と障害果を摘果します。
写真は品種「まどか」。まだこの時期は品種であまり違いが出ません。
「あかつき」と「まどか」の写真です。
シルバーシートを敷いて太陽の光が桃にしっかり届くようにしていきます。これによって桃がまんべんなく赤く色づきます。
赤く色づくとこのようになります。7月下旬にはあかつきが収穫となります。
まどかは8月中頃に収穫となります。