桃にはどんな栄養が含まれるのか?
桃って体の何にいいのか?
ご存知ですか?
桃は「仙人の果実」と呼ばれるほど豊富な栄養がふくまれています。
夏に食べるのに最高の果物です。
<コラム目次>
1、桃の栄養素
2、主な健康・美への効果
3、いつ食べるのが良いか
カロリー:85kcal (M1個 可食部)
タンパク質:1.27g
脂質:0.21g
炭水化物:21.62g(糖質18.86g食物繊維2.76g)
ビタミン:ビタミンCやE、ナイアシンが多い
ミネラル:カリウム・マグネシウム・鉄分が豊富
参考サイト:カロリーSlism
------------------------------------------------------------------
桃には豊富なビタミン・ミネラルが含まれており、健康はもちろん、美容にも最適です。
特に夏が旬なだけあって、暑い夏を元気に乗り越えられる豊富な栄養、そして女性に嬉しい美肌効果が高い果物です。
①腸が整う
②老化防止
③むくみ改善
④夏バテ予防
水溶性食物繊維のペクチンが豊富です。ペクチンは
・老廃物を排出する
・腸内の乳酸菌を増やし、腸の調子を整える
働きがあるため、便秘や下痢を予防する効果が期待できます。
また、腸の調子が整うことで更に
・美肌
・コレステロール値の改善
・血糖値の上昇を抑える
などの効果が副次的に得られます。
腸は「第二の脳」といわれるほど大切なところです。
常に美腸でいたいですね。
緑茶などに含まれる「カテキン」が桃、特に皮に含まれます。
カテキンには体がさび付く「酸化」を予防する抗酸化作用があります。
抗酸化作用によって
・活性酸素を取り除きガンや生活習慣予防
・美肌
・免疫力アップ
などが期待できます。
桃の皮は、表面の産毛があって食べにくいですが、新鮮な採りたてのうちだと気になりません。
また収穫から時間が経ってしまったものは水で洗い落すと良いですよ。
桃にはカリウムが多く含まれます。カリウムは
・利尿
・血圧の調整
・ナトリウム(むくみの原因となる)の排出
などの作用があります。
高血圧を予防するのはもちろんですが、高血圧でない方も身体のむくみを取って美しいボディラインを保ちたいですね。
桃はカリウムの他、マグネシウム・鉄分などのミネラルが多く含まれています。
また、エネルギーの元となる糖質も適度に含まれます。
まるでスポーツドリンクのようであり、朝食や間食にはもってこいです。
また、ビタミンCも豊富で、疲労回復・風邪予防に役立ちます。
ミネラルとビタミンがたっぷりな桃は、暑い夏の熱中症予防や夏バテ予防に大いに力を発揮してくれるでしょう。
注目ポイントは
①糖質(ブドウ糖)が豊富
②ナイアシン(ビタミンB群の一つ)・ビタミンCが豊富
というところです。
糖質(ブドウ糖)が豊富なので、身体を動かすエネルギー源として最高です。
また、ビタミンCは水溶性なので、身体に蓄積することが出来ません。
これらのことより、桃を食べるのは「朝~昼の時間帯」で
・食事の時
・間食(おやつ)の時
がおススメです。
夏、暑くて食欲が出ない、という時などはヨーグルトや牛乳などと一緒に食べると良いでしょう。
ヨーグルトや牛乳でタンパク質を補うことで、栄養バランスも取れます。
また、ブドウ糖は吸収されやすいので
・運動前のエネルギー源
・運動後の筋肉への糖質補給
にも最適です。
一方、食べるのに適さないのは夜です。
夜は体を動かさない為、吸収されやすいブドウ糖は脂肪として蓄えられやすくなります。
ビタミンB群やビタミンCには糖質をエネルギーに変える働きもあるのですが、それも活躍することなく、排泄されてしまいます。
特に21時以降はホルモンや自律神経の影響で、太りやすくなるため要注意です。
よっておススメは
・朝~昼の時間帯で食事時
・間食
・運動前後
となります。
美と健康にとても良い桃ですので、是非、食事の摂り方も工夫してみてください。